WILLIAMSON / ウィリアムソン社（アメリカ）
パイロットモニター

フレアスタックのパイロット火炎を遠隔監視できる
革新的な2波長赤外線光学センサー

特長

パイロット火炎の点火/失火を遠隔にて監視：最長610m

　　※測定環境により測定可能距離は変わります。

熱電対のバックアップとしても使用可能
風、雨、雪による影響を受けにくい
スイベルブラケットの採用により、簡単に視野調整が可能

カタログ　PDFダウンロード 03-3730-5991

概略仕様

フレアスタックにおいて、ベントガスが大気中に放出されないよう常にパイロット火炎の存在を監視することは不可欠です。熱電対による監視が一般的ですが、煙突の先に取り付けされているため、故障が発生した際に、交換には足場を組む必要があります。多くの工事費用がかかりますし、操業中に交換することはできません。また高所作業となりますので危険が伴います。

パイロットモニターは、2波長赤外線技術を利用して、離れた小さなパイロット火炎の点火、失火を遠隔にて監視します。この技術により、パイロットモニターは、風、雨、雪による厳しい気象条件でもはっきりと監視することができます。

　　【導入メリット】

≪現状例≫

●熱電対など接触式センサーにて監視
　⇒交換には足場を組む必要がある
　⇒多くの費用がかかる、操業中は交換できない
　⇒高所作業となり危険が伴う

●監視カメラを通して目視にて火炎を監視
　⇒現実的に常時、人が監視することは難しい

≪パイロットモニター導入後≫

●パイロット火炎を遠隔で監視
　⇒ほぼメンテナンスの必要なし

●外部機器に接点/アナログ出力可能
　⇒失火時にアラームを発生させることができる

　　【仕様】

出力スケール	0～100％
スペクトル応答	独自の狭い波長帯がパイロット有無を監視
光学分解能	D/35（視野ターゲット直径＝距離/35）、D/50
最長距離	610m
応答速度	0.1秒～240秒まで調整可能
アナログ出力	4-20mA or 0-20mA出力(最大インピーダンス1000 ohms)
アラーム出力	SPDTリレーアラーム出力(2A@120または250VAC)
デジタル通信	双方向RS485とRS232通信
入力電源	24VDC ※インターフェイスモジュール使用時：90～260VAC
周囲温度範囲	-40～65℃
防爆認証	IECEｘ/ATEX/UL/CSA/FM

用途・事例

　石油精製、石油化学、油井/ガス井の掘削、製鉄所など、あらゆるパイロット火炎を遠隔監視

製品情報

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